また、一般に記憶というと、言葉での記憶と考えがちですが、実は記憶のほとんどは、右脳にイメージとして蓄えられ、左脳の言葉の記憶量の百万倍以上に及びます。あなたがある風景を思い浮かべたり、新しい発想をするとき、すべて右脳が記憶したイメージを使っているのです。
相対性理論を発見したアインシュタインは「私は考えるとき、言葉ではなく、躍動するイメージで考える」と語っています。これは、彼が典型的な右脳人間だったことを物語っています。
イメージングは、私達人間がもつイメージ力を活用して、脳に擬似体験を与えるものです。脳はこの疑似体験を現実のものと感じ、それに合わせて身体機能を調整しようとするのです。
シャルル・ドゥワサロン http://www.charlesdoi.co.jp