2010年11月15日

イメージングは疑似体験

 人間の脳は右脳と左脳に分かれ、思考、記憶、全身への指令など、脳機能のあらゆる分野で分業しながら働きます。右脳は人間の左半身の神経、感覚をつかさどり、直観的、幾何的、音楽的、絵画的な思考の主役で、イメージングに密接に関わるイメージ力の源です。左脳は右半身の神経、感覚をつかさどり、言語的、論理的、分析的、代数的な思考の中心です。
 また、一般に記憶というと、言葉での記憶と考えがちですが、実は記憶のほとんどは、右脳にイメージとして蓄えられ、左脳の言葉の記憶量の百万倍以上に及びます。あなたがある風景を思い浮かべたり、新しい発想をするとき、すべて右脳が記憶したイメージを使っているのです。
 相対性理論を発見したアインシュタインは「私は考えるとき、言葉ではなく、躍動するイメージで考える」と語っています。これは、彼が典型的な右脳人間だったことを物語っています。
 イメージングは、私達人間がもつイメージ力を活用して、脳に擬似体験を与えるものです。脳はこの疑似体験を現実のものと感じ、それに合わせて身体機能を調整しようとするのです。



シャルル・ドゥワサロン http://www.charlesdoi.co.jp
posted by T.Doi at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イメージダイエット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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