2010年11月22日

効果的なイメージング

 たとえばゴルフなら、自分の最高のショットを鮮明にイメージします。
 もちろんどんなスポーツでも、基礎的な技術がともなわなければなりません。ですから実際の練習をしながら、本番さながらのイメージングを行えば、脳はその擬似体験を通じて、本番での運動機能や心理状態をリハーサルし、恐怖心、あがり、プレッシャーなどをおさえ、最高のプレーを行わせるのです。
 イメージが鮮明になればなるほど、脳は実際に行ったことのように運動機能を調節し、いいショットが打てるように身体機能を働かせます。
 ところが、実際の練習では、成功は何回かに一回でしょう。そして困ったことに、失敗経験も増えていきます。それがその後のプレイ時の不安感を強くするのです。ですから、単にイメージ上でリハーサルするだけでなく、実際の練習時に最高のプレーをイメージ上に描きながら練習を行うのです。
 ゴルフの帝王、ジャック・ニクラウスは、「私のプレーの五〇%は、イメージに支えられている」と語っています。彼は、ふだんの練習でも、まず自分の最高のショットをイメージするそうです。そして本番では必ず、スイングを起こす前に、その状況に応じた最高のショットをイメージするといいます。これが、彼の正確なショット、ゲームメーキングのうまさ、プレッシャーに負けない心の強さのもとなのでしょう。
 しかし私達人間は、願望が大きいほどに、いいイメージをもつことが難しいのです。その上イメージには、心身にいい刺激を与えるものと、影響を与えないもの、さらに悪い刺激になるものがあります。
 ですから、効果的なイメージングの技術の収得には、それなりのトレーニングが必要です。そして、このトレーニング(イメージング)を自分の脳だけにたよって行い続けることは難しいのです。




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2010年11月15日

イメージングは疑似体験

 人間の脳は右脳と左脳に分かれ、思考、記憶、全身への指令など、脳機能のあらゆる分野で分業しながら働きます。右脳は人間の左半身の神経、感覚をつかさどり、直観的、幾何的、音楽的、絵画的な思考の主役で、イメージングに密接に関わるイメージ力の源です。左脳は右半身の神経、感覚をつかさどり、言語的、論理的、分析的、代数的な思考の中心です。
 また、一般に記憶というと、言葉での記憶と考えがちですが、実は記憶のほとんどは、右脳にイメージとして蓄えられ、左脳の言葉の記憶量の百万倍以上に及びます。あなたがある風景を思い浮かべたり、新しい発想をするとき、すべて右脳が記憶したイメージを使っているのです。
 相対性理論を発見したアインシュタインは「私は考えるとき、言葉ではなく、躍動するイメージで考える」と語っています。これは、彼が典型的な右脳人間だったことを物語っています。
 イメージングは、私達人間がもつイメージ力を活用して、脳に擬似体験を与えるものです。脳はこの疑似体験を現実のものと感じ、それに合わせて身体機能を調整しようとするのです。



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2010年11月08日

音楽を用いた条件づけ

 ある決まった楽曲を使用してイメージングを行うことで強力な条件づけを行うこともできます。用いる楽曲は、自分の気持ちが高まるものであれば何でもよいのですが、一日二〜三回聞くようにします。一日に何種類もの楽曲を同時に使ってイメージングをするのは、イメージが分散しやすくなり、イメージ自体が弱まります。ですから初めはできるだけ特定の曲を聞きながら集中力を身につけるとか、リラックスするといった目的に合わせて気持ちを高めていくとよいでしょう。これを毎日続けると、早い人であれば一ヵ月くらいで条件づけが完成されます。映画など映像を伴った音楽も効果的です。特に感動したサクセスストーリーのテーマ音楽に、目的のイメージを重ねていくと、映像が伴った気持ちの高まりができ上がり、さらに効果的です。こうして条件づけが完成されれば、不安なとき、緊張しているとき、気持ちが乗らないときなどに、この楽曲を聞くことで勇気づけられ、気持ちも高まってきます。Aの曲=集中力の喚起、Bの曲=リラックスの喚起と多くのバージョンを用意しておくのもよいでしょう。ただし、一つの心理を喚起するためには一つの曲と限定しておくほうがよいようです。



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2010年11月01日

条件づけとはある動作を行うことである気持ちを喚起させること

「パブロフの犬」という有名な条件反射の実験があります。ある犬に食事を与えると同時に、毎回ブザーを鳴らします。これをしばらく続けると、食事が目の前にないときでもブザーを聞いただけで犬は唾液を流すというものです。これはブザーの音が食欲の喚起ということが脳に刷り込まれたということを示しています。こういったある気持ちを喚起させる条件を与えることを「条件づけ」と言います。この条件づけは犬に限った話ではなく、人間も無意識のうちに多くの条件づけがされているのです。日常生活の中でも、いろいろな形の条件反射が見られます。ある動作が集中力の喚起というのもその一例です。集中力を高めるために、毎回ある決まった動作を行っていると、条件づけが完成し、集中力を高めたいときに、その動作を行うことによって集中力を喚起させることができるようになるのです。



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2010年10月25日

イメージングによる自己暗示と条件付け

自己暗示で自信を深める
 私達人間は実に暗示にかかりやすいものです。うそでも長い間、言い続けているとなんだかそのうそが自分でも本当のことのように思えてきます。これを上手に生かす方法が自己暗示です。日頃から、自分はダメな人間だ」と考えると、自分は優秀な人間だと考えるのとでは大きな違いがあります。今の時点で、別に優秀な人間でなくてもいいのです。優秀だと自分に暗示をかけ続け、心の中であたかもそれが事実なんだと思えるようになるまでイメージし続ければよいのです。そうすれば、自分に自信が湧いてきますし、なによりも自分の力を信じられるようになります。




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2010年10月18日

自信を持てる成功体験を作る

 一番有効な緊張解消法は自分自身に強い自信を持つことです。しかし自信を持とうとしてもその根拠がないため、ますます自信を喪失して緊張が大きくなる可能性もあります。こうしたときに役立つのが自信を支える根拠となる体験です。ですから自分の理想とするナルシス・ファイルを作ることが非常に効果的です。それは何でもよいのです。形となるものを意識して作り、自信の根拠になるものです。つまり緊張して無意識的にマイナスイメージが浮かんでくるときにナルシス・ファイルを思い出し、意識してプラスイメージを作り、自信をとり戻してください。そういった成功体験を自信の根拠にすれば緊張も解消できるでしょう。



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2010年10月12日

好きな色をイメージします

 色彩が心に大きく影響を与えることはよく知られています。精神医療の現場でもカラーセラピーが行われています。青色はリラクゼーション効果があり、赤色は興奮作用があります。このような作用を利用して緊張を解消する方法をご紹介します。まず静かに目を閉じ、自分の全身をオーラがおおっているように青色の光をイメージします。その青色の光が緊張や不安の原因となっているものをはじき返しているイメージを持ちましょう。そして自分の体内にある緊張や不安を、光のオーラの外にはき出すようにイメージしてください。このときの色は必ずしも青色でなくても、自分が好きな色だったり、リラックスできる色であってもけっこうです。この方法に呼吸法を併用すればさらに効果的です。




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2010年10月04日

心体を刺激してリラックスする

 緊張状態にあるときは、思考にエネルギーが費やされているので、血液も大量に脳に送られます。血液の循環する量を体全体で10とすると、通常は脳に4、首から下の上半身に3、下半身に3の割合で配分されていますが、緊張状態のときは脳に7、上半身に2、下半身に1くらいの配分になってしまいます。緊張すると下半身が冷たく感じたり、トイレが近くなったりしますが、これは血液の循環の低下による冷えも一因なのです。緊張したときに貧乏ゆすりをする人をよく見かけますが、これも血液が不足しているという身体の反応です。緊張したときには、できるだけ下半身、特に足の指先から足首、ふくらはぎ、太ももという順でさすったりして刺激を加えてください。そうすれば、血液の循環が促されて血行もよくなります、人間の脳は身体が出す信号を察知し、身体の状態を認知します。ですから不調の信号の出ている部分を刺激すると、心もリラックスするのです。緊張して胃がキリキリ痛むようなときには、胃の部分をさすって刺激しましょう。




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2010年09月27日

イメージングによる緊張状態からのリラックス法

呼吸法によるリラクゼーション
 緊張状態にあるときの呼吸は、平常時の呼吸よりも速く、小刻みに浅くなっています。すると酸素の摂取量が減少してしまいます。そうなると脳に送られる酸素量も少なくなるので、頭の中がボーッとしたり、判断力が弱まったりしてしまうのです。よく緊張しているときにあくびが出ますが、これは酸素が不足していることを脳から身体に伝達したときに生じる反応なのです。このような緊張状態のときにはゆっくりとした腹式呼吸がおすすめ。「1、2、3」と数えながら、5〜7秒くらいの時間をかけて、ゆっくりと息を吸い、少しの間息を止めて、今度は吸う時と同じくらい時間をかけて息を吐きます。すると酸素の量が増加することに加えて、ゆっくりとした呼吸動作が、ゆったりとした心理状態を作り出します。また、呼吸をするときに数を数えることに注意を向けたり、腹部に気持ちを集中したりすることも大切です。これには緊張状態では注意がマイナス思考に向けられているので、その注意の方向をそらすという目的もあるのです。また、息を吸うときは、新鮮なエネルギーを酸素と一緒に吸い込むイメージで、吐き出すときには二酸化炭素と一緒に心の中の緊張や不安を吐き出すイメージで行うと効果的です。



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2010年09月21日

より鮮明なイメージが必要

 イメージの持つ力は大きなものがあります。静かに座って目を閉じ、何かの動作をイメージするときに、筋電図などで測定してみると、その動作を行うために必要な筋肉が反応を示します。この筋反応は、イメージがリアルであればあるほど大きくなります。イメージを鮮明に描ける力は、次のような方法で得られます。最初は、手のひらに重いものを持っているイメージをし、重さを感じられるようになったら、次にだんだん手のひらがほてってくるのを体験するといったイメージをします。これを繰り返し行えば、しだいに鮮明度が高まっていきます。鮮明度が高まってくると、ある動作をイメージするとき、それに付随する感覚も、よりリアルに感じられるようになります。
 よく役者は、涙を流すシーンのときに悲しい事をイメージすると言います。これは悲しみの感情を得るためにイメージを使っているわけです。鮮明なイメージに身体が物理的に反応しているということがわかります。



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2010年09月13日

イメージングの方法

 今回から実践的なイメージング(イメージトレーニング)の方法について述べていきます。

 想像力を活用してリアルなイメージを描き出す
 イメージとは、脳の中で作り出される映像です。人間の脳は右脳、左脳に分かれていて、左脳は論理、計算といった系統立った物事を処理し、右脳はイメージや空間認知をつかさどっています。人間には想像力が備わっていますから、この想像力を活用すれば、イメージ映像を無限に作り出すことが可能になるわけです。イメージ映像は、経験したことはもちろん、自分が経験していないことでも描くことができます。これは、脳がイメージをするために、過去の類似した経験の引き出しをさがし、それを応用して、描こうとするイメージ作成の手助けをするからです。イメージには、自分自身が作り出すイメージと、VTRなどの映像を用いることで作り出すイメージがあります。



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2010年09月06日

スリム化お勧めの食材

◇穀物:玄米、胚芽米、全粒小麦。
◇タンパク質:卵、牛肉、魚、大豆(納豆やとうふ)、牛乳、チーズ。
◇脂肪:エゴマオイル、オリーブオイル、アボカド、青身の魚のEPA(エイコサペンタエン酸)。
◇新鮮な生野菜:レタス、アボカド、トマト、きゅうり、にんじん、ほうれんそう、アスパラガス、ブロッコリー、キャベツ、豆類など。
◇玉ねぎ、にんにく、しょうがを野菜の味つけに使いましょう。
◇新鮮な果物:りんご、桃、梨、グレープフルーツ、オレンジ、いちご、メロン。
◇天然の塩
◇ナッツ類:アーモンド、カシューナッツ、マカデミアナッツ、くるみ、かぼちゃの種など。油や塩で煎ったものは避け、生のものがいいのです。
◇飲料水:ミネラルウォーターまたは水道水なら湯冷ましを使います。
◇赤ワイン:消化を助け、身体の酸化を防ぎます。

避けるべき食材

これらの食材はスリム化を妨げるだけでなく、アレルギーや、腸を弱らせる原因になりやすいものです。
◇白米、精製小麦粉を使ったパンやパスタ、加工されたシリアル
◇砂糖を使った甘い食品やスポーツドリンク、清涼飲料はカロリーが多く、他の栄養は不足気味です。
◇じゃがいも、コーンは、グライセミック指数が高い。
◇レーズンなどのドライフルーツや缶詰めの果物
◇加水分解されたタンパク質
◇揚げ物(古い油や、過度に熱せられた油で調理されたもの)
◇マーガリン、ショートニング、人工のコーヒークリームなどの水素添加された油
◇熟していない果物や野菜(バナナ、ピーマン、トマト)
◇人工的なビタミン

*食品のグライセミック指数
「グライセミック指数」とは、炭水化物を含む食品を食べた場合、どの程度インスリンの分泌を促すかを示す数値。数値が高い食品は急激に血糖値を上げます。
100以上:白いパン、コーンフレーク、米菓子、ハチミツ、ブドウ糖、フライドポテト、ベイクトポテト
100〜80:白米、全粒粉パン、バナナ、レーズン、コーン、マッシュトポテト、にんじん、甘い清涼飲料
80〜50:パスタ、オレンジ、オレンジジュース、豆類、さつまいも
50〜30:オートミール、りんご、梨、ぶどう、桃、牛乳、ヨーグルト
30以下:グレープフルーツ、大豆、ピーナッツ


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2010年08月30日

同量の食材を三食で食べるより四食にする方がよい

 一日の食事で摂取する食材量が同じなら、食事の回数をふやすほうが副腎のストレスを減らし、血糖値を安定させます。このことは、よい食材を食べることと同じくらいスリム化と健康に役立ちます。一日三食とるよりも量の少ない食事を四回食べるほうがよいのです。
 つまり食事の回数をふやすと、糖分を効率的に燃やせるようになるとともに、総コレステロール値を下げ、HDL(善玉コレステロール)値を上げることができます。スリム化が必要な人には、とても効果的なのです。回数をふやすと言っても、一日の食事の全体量をふやすのではなく、一日の食事量を分散させるということです。朝昼夕の三食の量を少なくし、間食を少量とるようにします。間食にお勧めなのは、三食の残り物(間食に回すことで食べすぎも防げます)、具だくさんのみそ汁やスープ、野菜ジュース、卵、チーズ、プレーンヨーグルト、生のアーモンドやカシューナッツなどのナッツ類、りんご、梨、全粒粉のクラッカーなどです。
 そして余裕を持って食事を楽しみながらよくかんで、ゆっくり食べることを心がけましょう。睡眠や運動のために食事の時間を削るようなことは避けてください。食べ物をかき込んで飲みくだすような食事もぜひ避けねばなりません。極端に言えば、一口の量を抑え、一口ごとに箸を休め、しっかりかんで食べるほどの気持ちが必要です。かむことによって、一日一リットル余りの唾液が出ます。そして、かめばかむほど唾液は出ます。唾液には、消化する働きのほかに、細菌などを殺菌する作用や添加物を解毒する作用があります。かむという動作には、食べ物をこまかく砕くだけでなく、唾液を分泌して食べ物によくからませるという、重要な役割もあるのです。そして、噛めば噛むほど、私達の脳機能は活性化します。つまりイメージ力が大きくなるのです。
 そして食事はリラックスした雰囲気ですることです。
 のんびりリラックスした状態での食事は、副交感神経が働いて、消化、吸収がスムーズに行われます。逆に、緊張した状態では、交感神経が緊張していると、消化液の分泌が悪く、消化器管の働きも鈍くなります。つまり楽しい食事では、副交感神経が優位になり、消化や吸収の働きが高まります。時間に追われてかき込むような食事では、食事を楽しむこともできないし、交感神経が優位のままでは身体に負担がかかります。
 また、テレビを見ながら、新聞を読みながらの食事も交感神経が優位のままなので、おいしさや満腹感を感じにくくなり、食べすぎの原因になります。そして交感神経優位の状態では攻撃性が高まります。 なかでも飢えは交感神経を極度に優位にします。つまり怒りやイライラや争いごとがある時の食事は満腹感が得られにくく、内臓を痛めやすくなります。ですから、スリム化にはゆったりしたイメージの中での腹八分目の食事が、副交感神経を優位の状態にし、心身の機能をバランスさせる点で非常に重要です。
 そして味つけは洋食や中華よりも和食、脂肪の種類を考えると肉料理よりも魚料理、調理に使われる油を考えると揚げ物や妙め物よりも焼き物や煮物、栄養のバランスを考えると単品よりも定食やセット、素材を考えるとファミリーレストランよりも専門店がお勧めです。つまり、すしはすし屋、天ぷらは天ぷら屋さんで食べるほうがいいのです。
 そしてスリム化を考えるなら、炭水化物を控え、タンパク質中心の食事がおすすめです。
 というのも甘いものや炭水化物をとると、脳にある神経伝達物質のセロトニンの鎮静作用が強く働き、脳を不活発にします。逆に、タンパク質をとると、ノルアドレナリンの高揚作用が働き、集中力が増します。ですから午前中や昼間は、卵を主役にし、チーズや肉などのタンパク質を少し多めにとり、炭水化物は少量にします。
 そして一日が終わる夕食にこそ、炭水化物を主に食べましょう。リラックスでき、安眠できます。



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2010年08月23日

食事と食事の間はこまめに水を飲み、できるだけ砂糖はとらない

 水は、血液の濃度や粘性を保つために大切な働きをしています。血液は、身体の新陳代謝を促します。酸素や栄養分は血液によって運ばれ、二酸化炭素や不要物も、血液循環によって排出されます。ところが、ほとんどの人は十分に水分をとっていません。これからは、こまめに水分(できればマイナスイオン水)を取る習慣をつけましょう。ただし、食前、食後は、消化作用を妨げないよう適量を心がけます。
 また砂糖は、脂肪分の燃焼を妨げ、血糖値を不安定にします。ご飯やパン、麺類は多糖類なので、ゆっくり時間をかけて吸収されますが、砂糖は分解されやすく、すばやく血液中に吸収され、血糖値を急激に上げます。血糖値が急に高くなると、余分な糖分は脂肪として細胞にとり込まれ、肥満の原因になるのです。ダイエットしたいなら、お菓子やケーキ類はあまり食べないほうが賢明です。また、意外な食品にも、砂糖が使われているので、常に成分表示などを確認する習慣を。お菓子やケーキを食べるなら自家製を心がけます。
 そして野菜をバランスよく、積極的に食べることです。
 野菜には、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール(抗酸化物)、食物繊維が豊富に含まれています。野菜に食べすぎはありません。どんどん食べましょう。でも、一つの種類だけを食べ続けると、必ず何かしら弊害が出てきます、ですからできるだけ多くの種類の野菜を新鮮な状態で食べましょう。
 キャベツに含まれるビタミンUは、胃の粘膜を修復します。大根は、消化酵素の働きが強く、玉ねぎやねぎは血液の凝固を防ぎます。 ほうれんそうは貧血予防に効果大。にんじんには抗酸化作用があります。トマトにも抗酸化作用があり、がんを抑制するリコピンを含んでいます。かぼちゃもがんを予防します。さつまいもは、食物繊維が豊富で便秘を予防します。里芋は胃の粘膜を保護します。アボカドには不飽和脂肪酸が多く、良質な脂肪をとることができます。
 そして食物繊維は、小腸での栄養分の吸収を助け、糖分の吸収をゆるやかにし、血糖値の上下動を抑える、大切な栄養素の一つです。積極的に食物繊維をとるようにします。
 そして食事のパターンは、朝食はしっかり、夕食は就寝2時間前にはすませることです。
 特に朝食の内容は、その日一日の栄養バランスを決める上で、種類も量も質も大切です。つまり、なんでも食べることです。
 しっかりと朝食を食べることは、寝不足や時差ボケを解消するためにも効果的です。昼食は動物性タンパク質を中心に普通に食べます。 夕食は量を控え目にして、多種類の食材を使った食事を就寝の二時間前にはすませることです。また食事間隔は、四〜六時間程度にします。食事間隔が短すぎると、消化器に負担をかけ、消化不良になりやすくなります。逆に、食事間隔が長すぎたり、欠食したりすると、栄養バランスがくずれたり、血糖値の低下からインスリンバランスがくずれて、「ドカ食い」を招くことになります。その結果、脂肪の蓄積が進み、体脂肪や体重が増加してしまうのです。七時間以上あく場合、特に夕食がおそくなる場合は、軽食をするとよいでしょう。



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2010年08月02日

イメージングとエアロビック運動

ウオーキング
 エアロビック運動の中でも、最も気軽にイメージングを併用できるのがウオーキングです。場所を選ばず、特別な服装も必要ありません。体重の気になる人でも脚への負担が軽く、心拍数がエアロビックレベル内でできる最適な運動です。
 私達人間の体脂肪には、指でつまめる皮下脂肪と、内臓をとり巻く内臓脂肪の二種類があります。この体脂肪を燃焼させない限り、減少させることはできない構造になっています。
 この脂肪の燃焼にイメージングが非常に有効なのです。特に内臓脂肪型肥満になると、糖尿病や高血圧、狭心症などの発症率が高くなります。この脂肪を減少させるには、食事の節制と運動に加え、イメージングが不可欠です。ウオーキングは心臓や肺に適度な負荷を加え、大量の酸素を利用して効率的に脂肪を燃焼させることができます。三〇分歩くと三時間、一時間歩くと五〜六時間は、筋肉の中で脂肪分を燃やす酵素が働きやすい状態が続きます。この時、脂肪の燃焼イメージや身体機能の向上をイメージできれば、その効果は非常に高まります。つまり日常的にイメージングと適度のウォーキングをすれば私達の身体を肥満しにくい体質に改善できます。
 さらに、脳細胞の退化を遅らせることもできます。イメージングとウオーキングで筋肉の動きと大脳の働きを刺激するからです。特に記憶力、計画力、理性、協調性などをつかさどる部分に働きかけます。 脳への刺激はわずか五分のイメージングとウオーキングでも効果があります。


水泳
 水泳もゆっくり長く泳ぐことができれば、優れたエアロビック運動になります。
 水泳にとり組む際に、最も問題になるのは技術です。自己流のまま全力で泳いでは休み、また全力で泳いで息が上がってしまうようでは、エアロビック運動にはなりません。楽にゆっくり泳げるようになるには、正しい泳ぎ方をマスターすることが大切。初心者はスクールに入るなりして、きちんとした泳ぎができるまで、アドバイスを受けるようにしましょう。そのためにも自分に合ったスクールやコーチを見つけましょう。
 水泳では水の浮力のおかげで、ほかの多くのスポーツに比べて筋肉や関節への負担が少ない反面、水圧や水の抵抗などを受け続けながらの運動であるため、全身運動の効果があります。ですから見かけ以上に、心臓や血管、肺などの働きを高めることができます。
 そして自分自身の身体状態をつぶさに見る(感じる)ことができるものですから、イメージング効果も強く期待できます。つまり、みにくいところを矯正して美しい自分に変身するに都合のいい環境です。



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2010年07月26日

イメージングとクーリングダウン

 クーリングダウンは、運動から身体を回復させるためにとても大切なことです。ウオーミングアップとは逆に、クーリングダウンによってゆっくりと運動量を下げることにより、筋肉に流れていた血液を次第に臓器へ向かわせる量を増加させ、回復の準備を始めます。
 ところでクーリングダウン時のイメージングというのは分かりにくいのですが、実は私達人間の脳は、運動時の状態を記憶しています。このとき良いイメージで記憶されるか、悪いイメージで記憶されるかで身体機能に大きな変化が生じるのです。つまり良いイメージで運動自体を記憶させるためのイメージングが必要なのです。
 このとき、身体機能の回復をイメージすれば、心臓の血管や筋肉の細胞が受けるストレスをやわらげ、副腎や肝臓のストレスも軽減されます。そして身体機能の素早い回復がトレーニングの恩恵をより多く受けることができます。メイン練習のあと一五分くらいかけて、心拍数を最大エアロビックゾーンから運動開始前の心拍数プラス一〇拍までゆっくり下げるのです。



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2010年07月20日

イメージングとウオーミングアップ

 近年スポーツにおけるイメージングの重要性は誰もが知るところですが、なかでもウオーミングアップ時のイメージングは、運動に必要な身体機能の活性化に非常に有効です。
 つまり、ゆっくりした動きの中で行うイメージングは、脳が身体の状態を感じ取りやすくなり、徐々に速い動きに変化するにつれ、身体機能は非常に活性化し、脂肪が燃えやすくなり、エネルギーの供給がスムーズになるのです。
 ウオーミングアップ中のイメージングは少し難しいと感じるかもしれませんが、繰り返し練習することでスムーズな運動機能の取得と脂肪の燃焼効率アップが望めます。
 ここでイメージングについて少し専門的なお話をします。私達人間は、座ったり安静にしているときには、半分以上の血液が腎臓などの内臓や脳に流れています。運動を開始すると、筋肉に流れる血液がふえ始めます。ところが運動をしなくてもイメージ上で運動をリハーサルするだけで同様の効果が起こるのです。つまりイメージングとウオーミングアップを上手に行うと、脳は優先的に筋肉へ血液が流れるようにします。つまり内臓への血液の流れをスムーズに筋肉への流れに変え徐々にその流れを増加させます。
 ところが、いきなり激しい運動から始めた場合、筋肉では大量の血液が必要となり、内臓や脳と血液の奪い合いになり、まず、これでは運動に必要な酸素が不足することになります。
 これは内臓や脳にとって大きなストレスとなります。ですから脳は身体に対して、運動前の血液の流れになるように「運動をやめろ」というサインを出します。運動開始後、横腹が痛むのは内臓からのサインであり、目まいがするのは脳からのサインなのです。そのうえ、エアロビック筋の毛細血管は安静時には閉じられて血液が流れていません。
 ですから、まずイメージ上でウオーミングアップをします。そして実際のウオーミングアップをゆっくり始めるとよいのです。そうすれば一つ一つのエアロビック筋の細胞からの血流を促すサインが強く出され、安静時には閉じられているエアロビック筋の中の毛細血管に、血液の流れを徐々にふやし、より多くのエアロビック筋を運動に動員できるようになるのです。
 またエアロビック筋の中で、脂肪分を燃やす働きを促進する酵素や、運動により発生した乳酸を分解する酵素は、筋肉内部の温度がある程度高くならないとうまく働きません。エアロビック筋内のある限られた細胞の温度を上げるのではなく、隅々の筋繊維の温度を上げるには、心臓から温かい血液を隅々の毛細血管まで循環させるような、適切なウオーミングアップが必要です。ウオーミングアップをせずにいきなりストレッチングをしたりすると、かえって不調をまねいたりするのはこれらのことが原因です。
 ですから、運動前のイメージングとウオーミングアップに一五分間くらいかけます。そして最初は、ゆっくり軽い筋肉の動きから始めて、徐々にペースを上げていきます。ウオーミングアップの長さは、体調、季節によって変化させるとよいでしょう。体調の優れないときはイメージングとウオーミングアップの時間を長めにとり、身体の反応に気をつけましょう。たいていの身体不調は、十分に長いイメージングとウオーミングアップを行うことで消えていきます。



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2010年07月12日

スリム化と呼吸法

 ふだんなにげなく行っている呼吸ですが、運動を楽しむ人の中でも、正確な腹式呼吸を行っている人は少ないようです。
 正確な腹式呼吸とは、まず、息を吸い込むとき、横隔膜が下がり、肺を下へ広げます。このとき腹筋はゆるみ、前に張り出します。同時に背骨が反ります。息を吐くときは、横隔膜が上がり肺を縮め、腹筋が縮み、おなかがへこみます。
 簡単なことのように思えますが、多くの人が逆の動きをしています。息を吸うとき、胸がふくらんでおなかがへこみ、息を吐くときは、胸がしぼみ・おなかが張り出します。これは、典型的な胸式呼吸です。胸式呼吸だけでは、効率的に酸素と二酸化炭素の交換ができず、疲れやすくなります。
 時間を見つけて、片手を腹、片手を背中に置いて、ゆっくり腹式呼吸を意識しましょう。イメージングのときなどは、特にお勧めします。睡眠前やリラックスしたいときにも、腹式呼吸をするとよいでしょう。一回に二〜三分間程度行えばいいでしょう。




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2010年07月05日

スリム化には脂肪燃焼能力のアップが重要

 実は、ダイエットのたびに思いついたように運動する人は、身体の脂肪分を運動の際のエネルギー源として使えないという人が多いのです。そういった人たちは、エネルギー源を糖分に頼っています。
 糖分は、身体の中に蓄えておける量が少なく、同じ量のエネルギーを出すためには脂肪分よりもたくさん必要なので、運動によって脂肪分ではなく糖分が使われると、血糖値が下がってしまうと、運動を続けられなくなります。いわゆる、スタミナがない、疲れやすい状態になります。そして、下がった血糖値を上げるために空腹感が強くなり、特に、糖分を過量に摂ることになります。そして余分に摂り過ぎた糖分はほとんど体脂肪として身体にたまり、さらに太りやすくなるのです。
 このように血糖値が不安定な状態が続くと、血糖値が下がると元気がなくなり、上がると落ち着きがないというように、感情の起伏が激しくなりやすいのです。そして糖質の代謝や激しい感情の起伏が原因で副腎が疲労してしまうのです。副腎の働きが悪くなると、気持ちを落ち着かせる副交感神経にうまく切り替えることができなくなるので、交感神経の興奮状態が続き、寝つきが悪くなったり、熟睡できなくなったりし、寝起きも悪くなります。
 このような人は、身体の中の脂肪分をエネルギー源として使うエアロビックシステムがしつかりしていないのです。ですから、このような人は、エアロビック筋を使うような運動を行うとともにイメージングで疑似運動をすることで、新陳代謝を高めることができ、見違えるほど体質を変えることができます。
 特に、日常の運動に加え、エアロビック運動をイメージ上で疑似体験することがスリムでグラマラスな身体を作るうえで非常に有効なのです。たとえば、腹式呼吸をしながらイメージ上で、エアロビック運動を行うと、脂肪分の燃焼がすすみ、糖分の利用率がバランスして血糖値が安定します。それにより、ふだんの生活でも余裕ができます。精神的にも安定し、ささいなことが気にならなくなり、ストレスも減ってきます。
 そして集中力が増し、積極的に行動できるようになります。寝つきや寝起きがよくなり、睡眠も深くなります。体温を調節する働きがよくなり、暑さや寒さの変化にも対応できるようになり、ホルモンのバランスも安定し、身体の回復力も大きくなります。
 そしてエアロビック筋の強化がすすみ、椎間板などの骨格のバランスが保たれ、運動能力が上昇し膝や腰への負担が軽くなります。また股関節やひざなどの関節周辺の筋肉も安定し、無理なく運動能力を上げることができるようになります。



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2010年06月28日

イメージングと栄養補強で脂肪を燃やす身体を作る

 身体の肥満度は、エネルギーの摂取量と消費量で決まります、と先にも述べました。当たり前のことですが、これが大切なのです。このでは、健康でバランスの取れた身体を作ることができるイメージング法、運動法、食事法を紹介します。スリム化を目指す人にとって、最も気になるのが、リバウンドです。せっかくやせたのに、半年後にはダイエットする前より太ってしまったなんてことはよくあることです。
 ここで紹介するイメージダイエットは、体質そのものを太りにくい体質、つまり脂肪を燃やしやすい体質にします。そのうえ、イメージダイエットは他のダイエット法に比べ、つらいと我慢をしいられるとかいうことはありません。
 では、まずダイエットのために理解しておく必要があることをいくつかお話しましょう。
私達人間のエネルギー源は主に糖質と脂質の二つです。もちろん、たんぱく質もエネルギーにはなりますが、飢餓状態にでもならない限り、糖質か脂質をエネルギー源にして活動しています。そして糖質はグリコーゲンという形で、脂質は脂肪として体内に蓄えられています。ところが私達の身体には、グリコーゲンは限られた量しか蓄えられず、すぐに使い切ってしまいます。それに対し脂肪は豊富に蓄えられている上に、エネルギー量が大きいので枯渇することはありません。この豊富な脂肪が使える状態なら、持久力が増し、長時間にわたり活動できるようになります。しかも、身体の中に蓄えられる量が限られている糖分を節約でき、血糖値が安定するので、集中力が増します。
 そしてこの脂肪を燃やすものが筋肉です。筋肉が発達している人の脂肪は、常に新陳代謝され、燃えやすい状態であるのに対して、肥満している人の脂肪は、長い間体内にとどまり、湿った薪のような状態でなかなか火がつきません。
 たとえば、グリコーゲンはマッチに、脂肪は薪にたとえるとよくわかります。マッチは簡単に火がつくけれど、すぐに燃え尽きてしまいます。薪は燃え出すまでに時問がかかりますが、燃え出すと長い間燃え続けます。つまり、肥満している人の身体の中では、マッチを浪費し、すぐに使い切ってしまいます。つまり、身体を動かし続けることができず、エネルギー源の脂肪があるにもかかわらず、すぐに疲れてしまうのです。
 そのうえ筋肉には、持久系の運動に適したエアロビック筋と、スピード競技などに必要なアネロビック筋があり、エアロビック筋は脂肪分を、アネロビック筋は糖分を使って動きます。ですから、エアロビック運動を繰り返すことによってエアロビック筋がふえれば、それだけたくさんの脂肪を燃やすことができるようになり、体脂肪が減るというわけです。
 エアロビック筋を鍛えると、ほかにも、さまざまな変化が見られるようになります。それは筋肉がしなやかになり、それに付属する靭帯が強化されるので関節を保護してくれるのです。その上、筋肉と脂肪のバランスが保たれ、スタイルがよくなります。血液の循環や心肺の働きも高められます。さらに高められた血液循環は、アネロビック筋の働きを助けます。
 また、美容の大敵、活性酸素を減らすこともできます。一方、アネロビック筋を使うような過激な運動は、身体に害になる活性酸素を発生させて身体に大きなダメージを与え、回復するにも長い時間がかかります。糖分がたくさん使われて、血糖値が急に下がることによって、糖分を頼りにしている脳や神経などは大きな影響を受けてしまうのです。



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